見習い3年目の桃の収入。

知識ゼロ、経験ゼロから桃づくりを始めて3度目の収入の季節がやってきました。

今年(2019年)は、記録的に降水量が多い年で日照時間も例年と比べて短かったので甘味が足りなくなる心配がありましたが、結果的には甘みが十分にあり、豊作な年になりました。

自園全体の売上

今年は私が桃づくりを始めた3年間で、過去最高の売り上げでした。

初年(2017年)の1.5倍、干ばつで収穫量が少なかった昨年(2018年)の4倍です。

桃の収入で毎年夫婦で旅行に行かせていただいてますが、今年は隣県の新潟に行って参りました。

新潟のお土産
新潟のお土産

桃づくり見習い卒業

3年間桃づくりをしてきて、自園の売り上げを引っ張れるようにまで成長できましたので、今年いっぱいで見習いを卒業しようと思います。

桃づくり見習い卒業

卒業といっても、これまでとやる事は変わらず、引き続き桃づくりの知識を積み重ねて、試行錯誤を続けるつもりです。

果樹園、4年目の目標

  1. サンピーチ品も出荷する
  2. 桃の木の若返りを図る
  3. 消毒の回数を減らす

  1. はこれまでの目標である特秀率40%以上を達成しましたので、この品質をキープしつつ、特集品よりも上の等級のサンピーチの出荷にも挑戦してみたいと思います。サンピーチとは外観、熟度、食味、大きさにおいて厳選されたハイブランドとして店頭に置かれるそうです。
  2. 樹齢20年を過ぎた桃の木は収穫量が減り、1本300個を下回ると採算が取れなくなりますので、新しい桃の苗木を植えて果樹園の若返りを図ります。義父が植えた苗木が大きく育ち、稼ぎ頭の木になってきています。まだ果樹園には空いているスペースがあるので自分たちの管理が行き届く範囲で新しく苗木を植えます。
  3. 薬剤にはそれぞれ散布の適期があり、(具体的には、害虫が幼虫の時期によく効く、病害が発生する前に散布など。)適期を見極めて散布すると最大限の効果を発揮します。病害虫が無くなれば、消毒散布の回数を減らすことができそうです。労力が減る上に人体や地球環境にも優しそうなので一石三鳥です。

見習い1年目、桃の収入について書かれた記事はこちらです。

見習い2年目、桃の収入について書かれた記事はこちらです。

桃農家の年収はどのくらい?4年目、桃の収入