6月の下旬。果実の重みにより少し枝が垂れ下がって来ました。
7月上旬。大きくなってきた桃の重みに耐えられず枝が折れました。
金額にして2万円の損失です。
今回はこういった被害を避けるために必要不可欠な道具をご紹介させていただければと思います。
目次
桃の支え棒
枝が折れてしまっては、実がなりませんし、折れた所からばい菌が入って木が弱ってしまうなど、いいことは1つもありません。
そこで必要になってくるのが、重く垂れ下がった枝を下から支えてくれる道具「支え棒」です。
私は今年(2019年)で桃作り見習い3年目になり、ある程度勝手がわかってきたつもりでしたが、まだまだ考えが及ばす、3カ所で枝を折ってしまいました。
原因は・・・
- 草刈りや摘果の作業の効率化を考え、少ない本数にした
- 支え棒が足りなかった
支え棒は惜しみなく活用しましょう!
支え棒が多いと、草刈り機での草刈りや修正摘果の作業時に邪魔になるから・・・と思い、支え棒をできるだけ使わないようにしました。
しかし、それが失敗でした。
支え棒は惜しみなく使うことをオススメします。
自園では若木が育ってきたので、支え棒の数が足りなくなってきました。
最寄りのホームセンターで新たに支え棒を購入することにしました。
支え棒の使い方
ただ枝を支えるだけですが、コツがあります。
- 木の肌を傷つけないように、枝と支え棒の設置面をなるべく広くして枝の重みが一点に集中しないようにする。
- 根元をしっかり地面にさして固定する。
このことを意識しますと、風が吹いても倒れずしっかり支えてくれます。
なくてはならない、桃の支え棒
数ヶ月間、手間ひまかけて育ててきて、収穫まであと少しというところで枝ごと折れてしまうのはかなり辛いものがあります。そういった事態を避けるため、支え棒は地味でいて、なくてはならない存在なのです。