伊藤 知恵(Chie Ito)/画家
幼少〜小学校時代
物心ついたときから絵を描くのが好きで、クレヨンや色鉛筆、油性ペンでお絵かきをしていました。小学3年で水彩絵具を授業で扱うようになる頃から絵が上手いねとまわりから言われるようになり、自分は絵を描くのが得意なんだと知り、将来は絵を描く仕事をしたいと夢見ていました。
中学校時代
美術部に入り、まわりが漫画やイラストを描いていた影響を受け、将来は漫画家になりたいと思うようになりました。4コマ漫画を投稿したら、画風的にストーリーを描いてみては?というアドバイスを受けましたが、描きたいストーリーがまとまらず、再び投稿することはありませんでした。中学2年の立志式では絵画関係の仕事に就きたいと表明しました。
高校時代
絵とは関係のない部活に入部し、絵とは距離をおくようになりました。
親の意を受け将来は地元の会社に就職し堅実な人生を送ると思っていました。
社会人時代
就職に失敗、再び絵画関係の仕事に就くことを目指し、お金を貯めてまずは美大を目指しました。
親には美大を目指すことを反対され、親を恨んだ事もありました。経済的な事が理由だと知ったのはだいぶ後のことでした。
学費800万は貯まらぬものの、少し貯まったら美術予備校に通う→受験失敗→働いて貯める→予備校に通うを約10年間繰り返す。最後に通った美術予備校の先生と1人の生徒との出会いにより、長く報われない浪人生活に終止符を打ち、公募展に初入選する。
現在
会社で働いていた頃に出会った果樹農家の息子と結婚し、桃づくりに携わるようになり、3年で収入を引っ張れるようになりました。愛情を込めて作った桃を描いたらプロ国際芸術家の登竜門に入選する。平凡な画家であり農家であり主婦です。自然や動物を眺めて穏やかで楽しく暮らしています。
桃づくりが画業でも実を結びました
オーダーメイド制作にも挑戦
お客様に提出していただいた画像を元にフォトショップで完成イメージを作成
経歴
2007年 グループ展(仙台メディアテーク)
2009年〜2010年 SENDAIもうひとつのページェント展・Under30(ギャラリーsenbi)
2012年 公募展 第27回パリ国際サロン ドローイング・コンクール部門 初入選(フランス・パリ)
2013年 第45回欧美国際公募 スペイン美術賞展 出品(スペイン・パリャドリッド)
2013年 第2回新エコール・ド・パリ浮世・絵画ドローイング・コンクール部門 2点入選
2013年〜2014年 日本・フランス現代美術世界展 出品(東京・国立新美術館)
2014年 初個展(蔵王・ゆと森倶楽部 遊学ギャラリー)
2014年〜2020年 パリ国際サロン 出品(フランス・パリ)
2018年 個展(蔵王・ゆと森倶楽部 遊学ギャラリー)
2020年 公募展 ル・サロン 初入選(フランス・パリ/グラン・パレ)
2022年 公募展 ル・サロン 入選(フランス・パリ/グラン・パレ・エフェメール)