桃の収入
収穫が終わって1ヶ月以上経った9月のある日、桃の収入が口座に振り込まれたからと、義父母が収入から経費を引いた金額の半分をくださいました。
自園の主力品種、あかつきの収穫初期は裂果によるロスが多く出たので、素人考えで赤字になるのではと心配してしまいましたが、どうやらそれは見当違いな心配でした。
いただいた額は国内旅行を満喫できるくらいの金額でしたが、半年ほど前に三重県、和歌山県、滋賀県、そして静岡県を巡るという、遠出の旅行した余韻が残っていたので、この収入は来年の旅行の足しにするため半分を貯金しました。残りの半分は旦那さんと私で各自自由に使いました。
桃の値段の相場はその年によって違うようですが、農協さんがおっしゃるにはお盆前の稼ぎ時に主力のあかつきの収穫が重なったので、例年より高値がついたそうです。相場に助けられて近隣で桃をつくっている農家さんたちも例年より収入が良かったとうかがいました。
品質向上を目指すために
↑は自園のあかつきを共選場の光センサーで選別した結果の紙(選果表)になります。
桃づくりの本によりますと、特秀品の等級比率の割合(赤線部)が40%以上を目標としたいとありました。
画像の選果表では42%と目標を上回っています(赤線部)。
しかし、他の日の選果表と合わせた平均では下回っていました。
暁星という品種は目標を余裕をもって上回っていました。
桃づくりの知識を深めて品質向上をめざし、ロスを少なくしていけば、収入アップが期待できるのではと思っています。
ちなみに自園の桃の木の数をお教え致しますと、
- 成木(桃が収穫できるまで成長した木)の数34本
- 若木(収穫ができない3年未満の木)の数11本
という小規模な果樹園です。ベテランさんですと収穫以外は1人で作業ができる規模です。
私個人の労働時間ですと、収穫以外は1人でマイペースに作業を進められて、3月〜8月までの間、晴れた日に1日平均2時間くらいしか果樹園での仕事はしていないので、画家と主婦の仕事との両立ができました。