米ぬかで作る自家製有機肥料

化学肥料、農薬を全く使わないという自分ルールで野菜を栽培し始めて、作った野菜の種類は３０種以上になりました。

夫婦２人食べる分だけの色々な種類の野菜を少量づつ作っています。

前回の記事でご紹介した天恵緑汁（てんけいりょくじる）を使い、今回はぼかし肥料の作り方をご紹介したいと思います。

ぼかし肥料とは？

ぼかし肥料とは、米ぬか、油かす、魚粉などの有機物を発酵させて作る有機肥料で、野菜の植え付け時の元肥から生育時の追肥として使える万能肥料です。

材料は米ぬか、黒砂糖、骨粉入り油かす、魚粉、天恵緑汁です。

＜材料＞

・米ぬか………………４kg

・骨粉３０%入り油かす……２kg

・魚粉………………….２kg

・粉末の黒砂糖……….３７０g

・天恵緑汁…………….５０㎖

①米ぬか、黒砂糖、油かす、魚粉を容器に入れて全体をよくかき混ぜます。

②天恵緑汁５０㎖を１ℓの水で薄めて加え、全体に水分が等分に馴染むようによく混ぜます。

③よく混ぜ終わったら、水分量が程よいか確かめます。握ると固まり、すぐに崩れる程度が適量です。

④ハエや雨水が入らないように蓋を閉めてビニール袋に包んで密封し、日当たりの良い場所に置いておくと２週間程で完成します（春の場合）。

完成の目安は、表面に白い酵母のカビができて、香ばしい匂いがします。

⑤フタを外して水分を飛ばしダマになっている所をほぐして保存します。

蓋を開けたままにしておくとハエが卵を生みつけてウジ虫がわいてしまうので注意です。

ぼかし肥料は野菜の植え付け時に土にまんべんなく混ぜ込んだり、野菜の生育中も追肥として根本に一握りのぼかしを施すといった使い方をします。

詳しい使い方は個々の野菜づくりの記事でご紹介できたらと思います。