1970年代、中国からやってきたチンゲン菜は初心者でも栽培しやすい野菜の1つです。
β-カロテン、ビタミンCが豊富で、カルシウムや鉄も含んでいます。緑黄色野菜ですがアクが少なく下茹での必要がないのが便利です。
柔らかく歯切れが良いチンゲン菜は、油炒め、あえもの、スープにすると美味しいです。
アブラナ科 難易度★☆☆☆☆
目次
用意するもの
- チンゲン菜の種
- 鍬(くわ)
- 黒マルチ(葉物、根菜用15cm×15cm間隔のもの)
- 自家製ぼかし
- 草木灰
- 堆肥
- トンネル型支柱
- 防虫ネット
- ジョウロ
- 園芸ハサミ
畑の準備
畑の雑草が種類豊富に生えている場所を耕運機で地表10cm〜20cmを耕しておきました。

2週間以上土を落ち着かせて草が枯れるのを待ちました。
肥料を施す
1㎡あたり3kgの堆肥、ぼかし200g、草木灰一握りを全面にまいて、

鍬で表土を耕しよく混ぜ合わせます。

土や堆肥の塊がありましたら、ほぐしておきましょう。

畝立て
水はけを良くするために畝を立てていきます。

鍬を使い高さ10cm、幅はマルチの幅に合わせて土を盛り上げ表面を均したら畝立ての出来上がりです。
ジョウロで畝にたっぷり水を含ませ、

株間15cm、条間15cmの黒マルチを張ります。

風で飛ばないようにマルチの周りに土をかぶせます。
種まき

育てやすいのは春まきと秋まきです。
種まきは気温が上がり、桜の花が咲く頃以降にします。
指で深さ1cmの穴をあけ、4〜5の種を落とします。
土をかぶせて軽く手で押さえます。
アブラナ科のチンゲン菜は害虫の被害にあいやすいので種まき直後に防虫ネットでトンネルを作ることをおすすめします。

水やり
しばらく雨の予報がなくて土が乾きそうな時は水をたっぷり与えます。
間引きをする
本葉が4〜5枚になったら、大きめの元気な株を1本残して切りとります。

株が倒れてしまったら株元に土を補って株を起こします。
収穫
種まき後40日頃、葉の白い部分がふくらんできましたら収穫できます。
根元をハサミで切って収穫します。

チンゲン菜レシピ
チンゲン菜の炒めもの

材料(1人分)
・チンゲン菜 75g ・塩 小さじ1/3 ・鶏がらスープの素 小さじ1/2 ・あらびき胡椒 少々 ・料理酒小さじ1 ・米油 小さじ1
①フライパンに油を熱し、チンゲン菜、塩、鶏ガラスープの素、酒、あらびき胡椒の順に入れてしんなりするまで炒める。
気になったので放射能測定をしてみた
市場に出回っている野菜は放射能測定済みなので心配ないですが、家庭菜園の場合は大丈夫なのかな?と気になりましたので、個人的に放射能測定に出してみました。
結果は検出されず。
家庭菜園で採れた他の野菜も一通り測定していただきましたが、全て検出されませんでした。
放射能は減ることはあっても増えることはないので、一度検査した野菜は今後測定には出さずにいこうと思います。
安心してこれからも家庭菜園を続けていけます。
