かぶは別名「すずな」と呼ばれ、春の七草のひとつにもなっており日本では古くから親しまれてきた野菜です。
根にはジアスターゼという消化酵素が含まれているため、胃腸の調子をととのえる効果があります。また、葉の部分にはβ-カロテンやビタミンCが豊富で目や粘膜、お肌の健康も維持してくれます。
サラダ、漬物、煮物、炒め物にすると美味しいです。
春まきと秋まきがあり、耐寒性があるので冬の間も収穫できます。
アブラナ科 難易度★☆☆☆☆
目次
用意するもの
- かぶの種
- 鍬(くわ)
- 黒マルチ(葉物、根菜用15cm×15cm間隔のもの)
- 自家製ぼかし
- 堆肥
- 草木灰
- トンネル型支柱
- 防虫ネット
- ジョウロ
畑の準備
畑の雑草が種類豊富に生えている場所を耕運機で地表10cm〜20cmを耕しておきました。

2週間以上土を落ち着かせて草が枯れるのを待ちました。
肥料を施す
1m2あたりボカシ200g、草木灰一握り、堆肥を3kgを全体にまき、

鍬で表土を耕しよく混ぜ合わせます。

土や堆肥の塊があればほぐしておき、種まきの時に邪魔になりそうな根の残骸がありましたら取り除いておきましょう。

畝立て
水はけを良くするために畝を立てていきます。

鍬を使い高さ10cm、幅はマルチの幅に合わせて土を盛り上げ表面を均したら畝立ての出来上がりです。
ジョウロでたっぷり水を含ませ、

株間15cm、条間15cmの黒マルチを張ります。

風邪で飛ばないように周りに土寄せします。
種まき

1mmくらいの粒々の種が入っていました。

指で1cmほどの穴をあけ、4〜5粒落とし、土を5mmをかぶせて軽く押さえます。
アブラナ科のカブは害虫の被害にあいやすいので、種まき直後に防虫ネットでトンネルを作るのをおすすめします。

水やり
雨の水分で十分育つので水やりは特に必要ないですが、乾燥が続くようでしたら水やりをしましょう。
間引き
間引きは2回にわけて行うのが一般的ですが、私は1回で済ませています。
本葉が3〜4枚の時に元気な株を1つ残して引き抜きとるかハサミで根元を切り取ります。

間引きした葉は食べれます。
収穫
収穫の目安は根の膨らみが4〜5cmの頃です。
大きくなったものから葉の根元を持って抜きとりましょう。
寒くても少しずつ成長するので、冬の間も収穫することができます。

かぶレシピ
かぶの千枚漬け

材料(1人分)
・かぶ 60g ・刻み昆布 1g ・鷹の爪お好みで少々
・A….塩小さじ 1/3、酢 大さじ1、オリゴ糖 大さじ1
- かぶと鷹の爪を薄い輪切りにする。
- ボウルにAを混ぜ合わせ、かぶ、昆布、鷹の爪を入れ、一晩おいて馴染ませる。