今回は家庭から出る生ゴミを使って肥料を作る方法をご紹介してみたいと思います。
前回作り方を紹介させて頂いたぼかし肥料を使っていきます。
家庭ゴミの量が減って家庭菜園の野菜や花が元気に育つ・・・一石二鳥で嬉しいですね!
ぼかし肥料の作り方をご紹介した記事はこちらになります↓
目次
生ゴミ液体液体肥料と生ゴミ肥料の作り方
用意するものは生ゴミ、ぼかし肥料、エコペールです。
エコペールはホームセンターやネット通販などで購入できます。
使用する生ゴミは、野菜や果物の皮や切れ端、きのこの石付き、魚の皮や骨などの有機物です。卵の殻は土に還るまでの時間が長いので避けています。貝殻は細かく砕いて使います。
①エコペールに生ゴミを入れて上にひと握りのぼかし肥料をかけます。
②再び生ゴミを敷いてその上にぼかし肥料をひと握りかけ、層を作っていきます。
※防虫ネットを敷いてからゴミを入れたほうが、エコペールの蛇口が詰まるのを防ぐことができるのでオススメです。
③生ゴミがでたらこの工程を繰り返し、エコペールがいっぱいになったら、春〜秋は2週間、冬は1ヶ月ほど保存して発酵を待ちます。
※エコペールを2つ用意して交互に作っていくとよいかもしれません。
生ゴミ液体肥料の使い方
④底に液体が溜まったら蛇口から液体を取り出します。
取り出した液体は生ゴミ液体肥料といい、即効性の液体肥料としてすぐに使えます。
使い方は水で50〜100倍に薄めて、野菜の根本に与えます。春〜秋ですと週2、3回、冬ですと半月に1度に与えるとよいです。
与えすぎて失敗する事はありませんでしたので(元気のないナスやピーマンに原液を与えたら元気になりました。)、気にせず使いましよう。
長期保存も可能で、1年後でも問題なく使えました。
ペットボトル中の液体は発酵し続けているので、蓋を緩めて保存しておく必要があります。
けれど、過去に蓋の隙間からコハエが入り込んでしまいウジがわいて気持ち悪い思いをしたことがあります。
ペットボトルごと容器の中に入れて保存しておくか、袋に入れて保存するといったひと手間も必要そうです。
生ゴミ肥料の使い方
⑤生ゴミ液体肥料を取り終えた残りカスはゴミ肥料といい、土に混ぜ込むと1ヶ月ほどで分解されてほかほかの土になります。
野菜づくり初心者におすすめの本
天恵緑汁、ボカシ肥料、生ゴミ肥料・液体肥料の作り方はこちらの本を参考にさせていただいております。
農業の知識がまったく無い私でもカラー写真やイラストでの説明がとてもわかりやすく、有機無農薬栽培に興味があるけど初心者で何からすればよいのか分からないという方にはオススメの本です。