農業初心者が揃えておきたい家庭菜園用具18選

無農薬・有機栽培で野菜づくりを始めて2年の初心者ですが、今まで40種類近くの野菜を作ってきました。

嫁ぎ先は代々農家で農業用具は一通り揃っており、実際に使わせていただいていると段々普段使いの用具が絞られてきました。

今回は私が使用している家庭菜園用具をご紹介したいと思います。

目次

(くわ)

土を耕す、畝を立てる、土寄せ、堆肥や肥料を土に混ぜるといった基本の道具です。

剣先スコップ

土を耕す、穴を掘る、芋の収穫の時に使います。剣先スコップは少しの力でも深く掘る事ができるので女性でも使いやすいです。

雑草を刈るのに使います。畑の通路や野菜の成長を阻害する雑草を刈ります。刈った雑草はマルチとして野菜の根元に敷いたり、刈ったまま土の上に放置しても畑の養分になります。

園芸ハサミ

園芸ハサミ

収穫で使う他、資材のビニールマルチや紐を切る時にも活躍します。

果樹の枝を切る際は剪定バサミがあると便利です。

支柱

剛管竹とアーチ支柱
長芋の支柱(手前)と防虫ネットが掛かったトンネル型の支柱(奥)

ナスやピーマン、トマトなどは支柱を立てて茎を誘引しないと実の重みで折れたり倒れてしまいます。鉄の棒、木の棒、剛管竹など様々な素材や形があります。

園芸ネット

インゲンとキュウリが絡んだ園芸ネット
キュウリとインゲン

つる系の野菜(きゅうり、インゲン豆、スナップエンドウなど)は支柱を組み立て、ツルが絡むように園芸ネットを掛けます。

防虫ネット

防虫ネット
春菊

防虫ネットはキャベツや小松菜などの葉物野菜を害虫から守ってくれます。

農薬を使わずに安全に家庭菜園をしたい方にもおすすめです。

また、枝豆の種まき後は鳥がわざわざ埋めた種を掘り出して食べてしまうことがあるので、防虫ネットを張っておくと防ぐことができます。

さらに防虫ネットは霜や雪の寒さからの被害を和らげてくれます。マイナス2度まででしたら水菜、春菊、大根、カブ、サニーレタス、白菜、ブロッコリーの無事を確認しています。

麻紐
麻ひも

野菜の誘引、支柱の固定、畝を立てる時の目印などに使います。トマトやナス、ピーマンなどの実のなる野菜の茎を麻ひもで支柱に結び付けると、実の重みで茎が折れたり倒れたりするのを防ぐ事ができます。

ビニール紐

↑支柱の固定には麻紐より強度のあるビニール紐を使っています。

育苗ポット

ご自身で種から苗を育てる場合に必要です。発泡スチロール容器の底に水を通す穴を開けても代用できます。

トレイ

苗を入れるトレイ

ポットで苗を育てるときにあると便利です。ポットをトレイに入れて持ち運びできます。

手袋

家庭菜園で使う手袋

農作業で手を切ってしまう事もあるので手袋を着用して大事な手を守りましょう。虫嫌いの私は手袋がないと農作業ができません。

帽子

日除けの帽子です。紫外線からお肌を守りましょう。

作業着

汚れてもいい服を着ましょう。虫に刺されたり知らぬ間に擦り傷ができるので素肌は出さないほうがいいです。暑い季節でも薄い長袖を着ることをおすすめします。

長靴

畑を歩くと靴が泥だらけになるので長靴は履いた方がいいです。

ジョウロ

しばらく雨が降らないときや育苗する時に水が必要になります。

一輪車

資材を運ぶのに使います。

マルチ

黒マルチ
黒マルチ

白黒マルチはアブラムシ避け、透明マルチは保温、黒マルチは雑草が生えないといった用途があり、野菜によって使い分けてみるのも良いかもしれません。

クリップ

ネットを支柱に止めるクリップ

昨年はトマトの実に害虫が入り込んでしまい8割がダメになってしまったので、今年は害虫対策でトマトの周りを防虫ネットで囲むことにしました。

結果は成功で、ほぼ全てのトマトが害虫の被害にあわずにすみました。

支柱に防虫ネットを止める時にクリップを使います。

その他あると便利な用具

耕運機

小型の耕運機

鍬で耕すのはとても大変なので、機械の力を借りています。実親から譲り受けた小型の耕運機で、女性の力でも動かせます。

草刈り機

広い範囲で雑草が伸びてきたら草刈り機があると便利です。

、プランター

鉢やプランターで野菜を育てる場合に必要です。根が広範囲に張った方が元気に野菜が育ちますので、底が深くて丈夫な野菜栽培用のプランターがおすすめです。野菜栽培用の土、堆肥、腐葉土があれば土作りができます。