摘花(てきか)
根気のいる作業、摘蕾が終わり、桃の花は満開を迎えています。
ここで園内をもう一度見て回って、摘蕾の見落とした場所を摘花(てきか)しました。きちんと摘蕾したつもりでしたが、見落としたところがちらほらありました。
摘花は摘蕾の補助的作業になります。目的は摘蕾と同じで、養分の浪費を防ぐためにあります。摘花は摘蕾を行わなかったり、見落とした場合に行います。
摘花は1時間程で終わりました。
義母が摘蕾・摘花した木は、農協さんの指導内容に比べると、甘めにした(蕾や花を多めに残した)ようです。
嬉しい来園者
満開のさくらの花にメジロがとまっているのを見かけると、ピンク色の中にメジロの黄緑色が映えてとても画になります。思わず写真に収めたくなります。
自園の満開を迎えた桃の花にもメジロがとまっていました。画になりますねーーーと言いたいところですが、花は摘蕾・摘花を行って本来の2割〜4割しか残っていないため、画的には目劣りしています。桃づくりとしてはいい事です。
メジロは花に頭を埋めて花の蜜を吸っているそうです。小柄で仕草も愛らしく、何とも微笑ましいです。
他にも来園者はいます。うぐいす、スズメ、桜の季節ではないですが、新緑を迎えた5月頃からはキジをよくみかけます。知らない鳥のほうが多いです。
ある日、鮮やかな黄色が入った小鳥を見かけたので、旦那さんに教えたら、「あれ、たぶんキビタキだよ!福島県の県鳥の!」「キビタンのモチーフだよ。」と教えてくれました。キビタンとは福島県で親しまれているマスコットキャラクターです。
鳥害(ちょうがい)
困った来園者もいました。自園で見かける野鳥の中には花を落としてしまう鳥もいて、「たくさん落とされると桃の収穫に影響がでる!」と近づいて追い払う事もありましたが、すぐ他の桃の木にとまって同じ事を繰り返すので、きりがなく、ハラハラして眺めているしかありませんでした。鳥害ということになります。
それでもまだ花は十分に残っていたため、重大な被害には至らず、あまり気にしなくて良かったのかなと思いました。