摘花(てきか)
剪定という桃づくりにとって最重要といえる作業がなんとか終わり、摘蕾も終わり、桃の花は無事に開花を迎えました。
開花している間にも作業はあります。
摘花(てきか)と呼ばれる作業で、摘蕾が終わらなかったり、見落としてしまったところの花を落とす、摘蕾の補助的作業になります。
私が剪定、摘蕾をした枝。
消毒
花が散った直後に2回目の消毒散布を行いました。
消毒散布は1シーズンに9回行いました。
剪定に続いて消毒の調合に関しても義父にしかわからない作業なので、消毒の日は無理をして外に出ていただき消毒液を調合していただきました。
消毒散布は夫と義母がしてくださいました。
夫が消毒を散布し、義母はホースが絡まないように後をついてまわります。
我が家の桃の木の総数は45本で、消毒調合から散布にかった時間は約3時間でした。周辺の果樹農家さんに比べて我が桃畑はだいぶ小規模です。大規模な果樹園を持つ専業農家さんはきっと消毒も大変なんだろうなと思います。
消毒液が肌にかからないように合羽を着て作業しますが、気温が23度くらいを超えると、作業が終わった頃には全身がびしょ濡れになります。消毒液で中に着ている服が濡れているのか、汗で濡れているのかは旦那さん本人にも謎のようです。
作業が終わったらすぐに身体についた汗や消毒液をシャワーで洗い流します。忘れずに水分補給もしました。
夏が近づくにつれ熱中症には気をつけたいところです。
草刈り
桃畑の下草が伸びてきたら草刈り機に乗って草刈りをしました。こちらは1シーズンに4、5回行いました。
草刈りは旦那さんが担当してくれました。私も草刈り機を動かしましたが、障害物にぶつかりそうになったときに、手の操作で止めなければならないところをとっさに足を地面に付いて踏ん張って止めようとしてしまい、怪我しそうになったというヒヤリ体験があったので、それからやっていません。
私が草刈り機の後ろでうろうろしていたら石が飛んできて背中にぶつかりました。
「痛!」
よく見てみると、機械が巻き込んだ石を勢い良く後ろに飛ばしていました。直径20センチはある石でさえも数メートルは飛ばされていました。
もしも頭に当たっていたら、タンコブだけでは済まなかったと思います・・・。