摘花の作業が終わり、次の摘果という作業が始まる4月下旬ごろ、桃の木のすぐ側でブルーベリーが可憐な花を咲かせています。
我が家では桃以外にも、果物をいくつか作っています。今回はその中からブルーベリーをご紹介させていただきたいと思います。
目次
ブルーベリーを植えようと思ったきっかけ
私は昔、工場で半導体の検査の仕事をしていたことがあり、1日10時間顕微鏡を覗き続けて目を酷使してしまったせいか、20代半ばのころに酷い飛蚊症になりました。
透明な糸が視界を漂っていて、明るい場所では気になります。
それ以来、目を労るため、目に良いとされるブルーベリーを意識して食べるようになりました。そして将来は自分の家の庭で育てたいと思うようになりました。
そして果樹農家に嫁いで、実行にうつす事ができました。
最初は2株から始めました。
インターネットで調べたら、ブルーベリーも桃と同じ酸性土壌で育つとあったので、義父に許可をいただいて桃畑と同じ敷地に植えさせていただくことにしました。桃づくり見習い1年目の年に、ブルーレイとデュークという品種を1株ずつ植えました。
苗を購入したお店の方にブルーレイは来年から成らせたほうがいいとアドバイスいただいたので、その年はブルーレイの花を全て摘花しました。
↑植え付けた年に花を咲かせましたが、全て花を摘みました。
実は私の実家の庭でも10年程前からブルーベリーを育てていて、実親からネットを掛けないと実を鳥に食べられるをいう話を聞いていたので、ホームセンターで購入して、苗のまわりに支柱を立て、その上からネットをかぶせました。
春から夏の間、水は毎日あげないといけないのですが、うっかり忘れてしまい、枯らしそうになってしまいました。けれどそこから何とか持ち直してくれて、デュークは実を5個収穫することができました。
害虫が付きにいとのことですが、我が家では桃の消毒の時に、ついでにかけていました。他には雑草を取るくらいで、あまり手がかかりませんでした。
2年目は新しく3本追加しました。
最初の2株が根付いてくれて、この土地で育つ事が確認できたので、2年目にはブルーレイを1本、チャンドラーを2本を新たに植えました。
同じくお店の方にチャンドラーという品種は植えてから3年は実を成らせないほうがいいと教えていただいたので、新しく植えた3本は全て摘花しました。
雑草の発生が抑えられ、土壌の保水性や保温性が向上するというマルチングを今年から行ったのですが、マルチングをしなかった昨年に比べ、今年は生き生きとしていました。
デュークとブルーレイの食べ比べ(個人的な感想です)
去年植えた2株からは200個程の実が採れました。
↓画像は収穫してすぐに撮影したデュークとブルーレイです。
どちらも収穫して30分以内に味わってみました。
デュークはブルーレイに比べハーブの香りが強く、プチプチと張りのある食感でした。ブルーレイはデュークに比べ、弱冠柔らかい歯ごたえでした。
個人的には香りも楽しめるデュークが好みです。